Google Cloud Storage

https://cloud.google.com/storage/
Google Cloud Storageについて
Google Cloud Storage(GCP)とはGoogleが提供するクラウドコンピューティングサービスGCP(Google Cloud Platform)のオブジェクトストレージサービス(データを「オブジェクト」という単位で管理するストレージシステム)です。オブジェクトの数やサイズに制限がないので大容量データの格納に適しています。
それぞれのオブジェクトは固有のIDを持ち、オブジェクトIDによってオブジェクトのアクセスや識別が可能です。オブジェクトのアクセスにはREST APIが利用されます。
※REST API:Webサービスアプリケーション間の通信を支援する汎用性の高いAPIの1つで、通信プロトコルにHTTPを使用し、JSON(JavaScript Object Notation)を使用してデータを転送します。
Google Cloud Storageが
企業で使われるシーンと
問題点
データ統合のためのシステム開発が必要
低コストで利用でき容量などの制限もないことからGoogle Cloud Storageを利用する企業も増えています。しかし、現在利用されているシステムでは様々な形式のファイルが使用されているため、それらのデータを統合するためにはシステムの構築や開発が必要となります。そのため、システム開発をするにはシステムのスキルだけでなく、沢山の工数が必要となります。
収集されたデータを上手く活用できない
Google Cloud Storageに格納されているデータを企業に合わせた分析方法で活用するためには、データ抽出、変換、加工、出力するシステムをスクラッチで開発しなければならず、設計、開発、メンテナンスに至るまで高いスキルを持ったエンジニアが担当しなければなりません。そのため、折角収集したデータを上手く活用できないという企業が増えています。
ミスの発生リスクが高い
Google Cloud Storageに格納された膨大なデータを手動で抽出、変換、加工、出力した場合、データの重複や表記ゆれなどのミスが発生するリスクが発生します。それを修正するために、さらに多くの工数が必要となってしまうため、業務への影響も大きいです。
ETLツールの活用で期待できること
専門的知識がくても簡単にデータ処理が可能
ETLツールの大きなメリットは専門的な知識がない人でも簡単に利用できることです。システムやプログラミング経験がない人でも部品を直観的に組み合わせるだけで簡単にシステムを構築できるので、google cloud storageからのデータ抽出から変換、加工、出力まで簡単に実行することができます。
さまざまなデータを統合できる
企業ではGoogle Cloud Storageだけでなく、部署や拠点によって様々なストレージにデータが保管されているケースも多いです。それらのデータを集めるには非常に手間がかかります。ETLツールを利用すれば自動でデータを収集、統合できるので、余計なリソースを割くこともなくなり効率もアップします。
手動で起こるミスが少なくなる
ETLツールを導入すれば一定ルールに従って機械的に実行できるようになるので、手動によって起きるミスを防ぐことができます。また、高品質のデータができることで、分析の精度も向上します。
ETLツール導入でGoogle Cloud Storageを使う業務が改善した事例
Google Cloud Storageに関する事例がみつかりませんでした。
どのようなETLツールを導入すべきか
企業が最初にETLツールを導入する時には、自社にマッチした性能であることが重要ですが、サポート体制にも着目して選ぶようにしましょう。こちらではGoogle Cloud Storageに対応したETLツールを紹介しています。
フルマネージドの
国産ETLツール3選
当サイト掲載のELTツールの内、国産かつフルマネージドであり、ETLを主な機能としている3つのツールをピックアップ。それぞれの特徴を紹介しています。また、各システムの導入に向いた企業規模なども記載しています。
直感的な操作、
徹底したサポート体制で、
誰でも使用できる
Reckoner
引用元:Reckoner公式HP(https://reckoner.io/)
料金 | 8万円(税込)/月~ |
---|---|
形式 | クラウド(SaaS) |
- プログラムの知識一切不要で、直感的な操作でデータ連携
- 100種以上のデータベースやSaaSアプリケーションと接続可能
- スケジューリング機能やワークフロー監視機能で、データ転送処理などを自動化・高速化させられる
プロのデータエンジニアが
実務に必要なレベルの
転送機能
trocco
引用元:trocco公式HP(https://trocco.io/lp/index.html)
料金 | 11万円(税込)/月~ |
---|---|
形式 | クラウド(PaaS) |
- データエンジニアリング領域をカバーし、分析基盤構築・運用をサポート
- プロのデータエンジニアが実務に必要なレベルの転送機能を搭載
- Ruby・Python・Java・JavaScriptなどの言語で処理を記述可能
国内外に
複数拠点を持つ大手企業の
導入実績が多数
Waha! Transformer
引用元:Waha! Transformer公式HP(https://waha-transformer.com/)
料金 | 495万円(税込)/年~ |
---|---|
形式 | クラウド(PaaS) |
- 国内においてトップシェアを誇るETLツールで、その導入数は8,000社以上
- 10億件におよぶ大量のデータ処理実績があり、国内外にも拠点をもつ大企業にもマッチする
- 日本語・中国語・英語でのデータ加工処理が可能
【選定条件】
2022年6月10日時点で、「ETLツール」とGoogle検索して表示された25ツールの中から、国産かつ公式HPにフルマネージドの記載があるものの中から、メイン機能がETLである3つのツールを選出。