業務改善・マーケティング強化につながるETLツール導入ガイド【One Step ETL】 » 導入事例から見るETLツールの活用方法 » データベースとExcelやスプレッドシートを連携したい

データベースとExcelやスプレッドシートを連携したい

データベース、Excel、スプレッドシートの問題点

インターネットの急速な普及に伴い、企業では複数のシステムやデータベース、ファイルなどに膨大なデータが蓄積されるようになっていますが、さまざまな問題も生じています。

データを活用できていない

データベース、Excel、スプレッドシートなどのデータは拠点、支店、部署などの異なる場所で利用され、個別に管理されています。しかし企業内に様々なデータがあるにもかかわらず分析などに十分活用できていないという問題があります。

データ量が膨大すぎる

あらゆる業種の企業でデータベース、Excel、スプレッドシートなどのデータが膨大になりすぎてまとめられないという問題が起きています。データ量が多くなりすぎてしまい、それまで行っていた手作業による処理ができないというケースもあります。

データをまとめて分析できない

企業戦略や目標を設定するために分析ツールなどの外部ツールを利用する企業も増えています。拠点、支店、部署などに蓄積されているデータベース、Excel、スプレッドシートのデータをまとめて分析できれば、戦略の精度も高められます。

ですが、さまざまな場所に散らばっているデータが連携できていないため、目視や手動で作業することになり、時間がかかるだけでなくミスの発生リスクも高くもなります。

ETLツールの活用で問題点を改善

データ統合が簡単にできる

データベース、Excel、スプレッドシートなどのデータを十分に活用できていないのは、活用できる形にデータがなっていないことが原因です。拠点、支店、部署などの異なる場所にあるデータはetlツールを使うことで簡単に統合できます

大量のデータを高速処理

データ量が多すぎてまとめることができない問題もETLツールを導入することで解決が可能です。ETLツールは大量のデータを高速に処理できるので、手動とは比較にならないほど大量のデータを短時間で処理できます

外部ツールで利用しやすい形にデータ加工

拠点、支店、部署など、様々な場所で個別に管理されているデータもETLツールが自動収集し、利用しやすい形に加工するので、外部ツールとの連携も効率的に行えます。

ETLツール導入により問題点を改善した事例

データ統合によって大学教育の質の維持・向上指標化を実現

導入目的

国立大学法人 東京工業大学では国立大学法人化によって大学の個性を生かすための取り組みが必要となりました。そこで大学経営に必要な情報を集める仕組みを構築して学長、副学長、理事などに各種情報を提供することを目的に情報活用IR室をたちあげ、システム構築のためにETLツールを利用しました。

導入後

同じDBでデータが管理されているわけではなく、Excelファイルを活用している学部や研究室もあるなどデータファイル形式も多種多様でしたが、ETLツールによってノンプログラミングでデータを統合することができ、教育の質の維持・向上の指標化が実現できました。

参照元:株式会社ユニリタ公式サイト(https://waha-transformer.com/case/titec

リアルタイムでのデータ活用を実現

導入目的

財団法人長野市保健医療公社 長野市民病院では平成16年に、それまで使用していたオーダリングシステムから電子カルテシステムへ更新。電子カルテで抽出された結果をExcel等で再加工する必要があり、必要なデータは自分達で苦労して作るなどデータが十分に活用されていませんでした。

そこでetlツールで電子データや周辺システム・データを迅速に集計しBIツールで可視化する環境を構築しました。

導入後

ほぼリアルタイムで必要なタイミングに最新情報が自動で表示される環境を構築することができ、IT部門のデータ作成の作業を軽減しただけでなく、必要なデータが早く提供されることで現場の作業負担が軽くなりモチベーション向上効果にもつながりました。

参照元:株式会社ユニリタ公式サイト(https://waha-transformer.com/case/nagano

データベース・ストレージ別に
ETLツールの活用方法・事例を詳しく見る

どのようなETLツールを導入すべきか

企業がETLツールを導入する場合には、自社にマッチした性能であることはもちろん、サポート体制にも着目して選ぶ必要があります。こちらでは各部署にバラバラに存在している社内データを統合できるETLツールについて紹介しています。

おすすめのETLツール3選

Recommended
会社規模・使用者別に見る
フルマネージドの
国産ETLツール3選

当サイト掲載のELTツールの内、国産かつフルマネージドであり、ETLを主な機能としている3つのツールをピックアップ。それぞれの特徴を紹介しています。また、各システムの導入に向いた企業規模なども記載しています。

一般社員向け

直感的な操作、
徹底したサポート体制で、
誰でも使用できる

Reckoner

ReckonerのHPキャプチャ

引用元:Reckoner公式HP(https://reckoner.io/)

料金 8万円(税込)/月~
形式 クラウド(SaaS)
  • プログラムの知識一切不要で、直感的な操作でデータ連携
  • 100種以上のデータベースやSaaSアプリケーションと接続可能
  • スケジューリング機能やワークフロー監視機能で、データ転送処理などを自動化・高速化させられる

ETLツール
Reckonerの機能を
公式HPで確認する

ETLツール
Reckonerについて
より詳しく知る

エンジニア向け

プロのデータエンジニア
実務に必要なレベルの
転送機能

trocco

troccoのHPキャプチャ

引用元:trocco公式HP(https://trocco.io/lp/index.html)

料金 11万円(税込)/月~
形式 クラウド(PaaS)
  • データエンジニアリング領域をカバーし、分析基盤構築・運用をサポート
  • プロのデータエンジニアが実務に必要なレベルの転送機能を搭載
  • Ruby・Python・Java・JavaScriptなどの言語で処理を記述可能

ETLツール
troccoの機能を
公式HPで確認する

ETLツール
troccoについて
より詳しく知る

一般社員~エンジニア向け

国内外
複数拠点を持つ大手企業
導入実績が多数

Waha! Transformer

Waha! TransformerのHPキャプチャ

引用元:Waha! Transformer公式HP(https://waha-transformer.com/)

料金 495万円(税込)/年~
形式 クラウド(PaaS)
  • 国内においてトップシェアを誇るETLツールで、その導入数は8,000社以上
  • 10億件におよぶ大量のデータ処理実績があり、国内外にも拠点をもつ大企業にもマッチする
  • 日本語・中国語・英語でのデータ加工処理が可能

ETLツール
Waha! Transformerの
機能を公式HPで確認する

ETLツール
Waha! Transformerに
ついてより詳しく知る

【選定条件】
2022年6月10日時点で、「ETLツール」とGoogle検索して表示された25ツールの中から、国産かつ公式HPにフルマネージドの記載があるものの中から、メイン機能がETLである3つのツールを選出。