trocco

https://trocco.io/lp/
SaaS型データ分析基盤総合支援ツール
trocco
このページでは、primeNumberが提供するデータ分析基盤総合支援ツール、「trocco(トロッコ)」の特徴や導入事例などをご紹介します。
さまざまなデータの収集~格納を一元管理
troccoはDWH・ETL機能が標準搭載されているのが強みのツールで、データの収集・統合・格納を一元管理で行うことが可能です。処理エンジンにはEmbulkを採用し、最短5分で本番デプロイを実現します。
troccoが連携・分析できるデータは多岐にわたり、データベース・ストレージ。SaaS問わず、国内で多くの企業が利用しているサービスはほぼ網羅。また、連携対応製品は頻繁にアップデートされています。
ノンコーディングでも始められる
troccoにはGUIから設定できる7種のテンプレートETLがプリセットされており、ノンコーディングでもデータ分析基盤の構築を進めることが可能です。もちろん、RubyやPythonなどのプログラミング言語処理にも対応しており、柔軟なシステムを構築することもできます。
エンジニア目線の運用支援
troccoには、グループ管理やスケジュール機能による定期実行、エラー通知、重複実行防止など、エンジニア目線でデータ分析基盤の運用に必要な支援機能が一通り備わっています。通常Embulkを使用して運用する場合、定期実行やエラー通知は自前で開発する必要があるのですが、troccoを導入する場合は開発なしでもOK。
また、各機能はダッシュボードから簡単に設定できるので、直感的な操作で構築・運用が完了します。
フリープランで利用できる
troccoはフリープランでも利用を開始できます。クレジットカードの登録も不要で、ずっと無料で使えるツールです。無料でも使える便利機能が備えられています。2段階認証やIP制限、暗号化通信など、セキュリティ面でも安心しで利用できます。
無料版を試す際に必要な情報
- 会社名
- 姓名
- 会社メールアドレス
- 電話番号
- 職種・ロール
- 利用イメージ
併走サポートが受けられる
troccoでは専任のCS担当がつき、併走型のサポートを受けられます。開設時にカスタマーサクセス担当者が割り当てられ、追加料金なしでサポートを受けられます。
導入開始時には設定や業務代行のサポート、定期的なミーティングの開催など、タイミングに合わせたサポートが可能です。Slackを開設し、対話的なやり取りができます。問題解決策の提示までは、平均1営業日以内と、スピーディな対応も魅力です。
テスト可能なデータチェック
テスト・検証では、BigQuery上のテーブルが正しいデータであることを確かめます。任意のSQLで、件数や差分を算出し、ワークフロー機能との組み合わせによって、統合から検証を自動化します。Slackにアラートも可能です。
Git・API連携機能が利用可能
データ転送設定をYAML形式でGitに連携します。変更時にはPull Requestが作成され、チームレビューができます。設定のバージョン管理も可能です。API連携は、カスタム変数の設定値を指定できます。現在使用しているジョブ管理ツールとtroccoの連携にも対応しています。
分析に活用できるデータを取得
troccoは、Web分析に活用できるデータを取得できます。JavaScriptのタグを埋め込むだけで、データの収集ができます。Google Analyticsと同じ定義のデータを取得できるのも特徴です。trocco対応のサービスに、ログの転送もできます。
暗号化やIP制限を搭載
セキュリティ機能も充実しているので、大切なデータを扱うのにも適したツールです。troccoは2段階認証になっており、IP制限もされています。データや機密情報は暗号化され、パスワードなども保護されるので安心です。暗号化されたデータは、インターネットから隔離されたネットワーク内のDBに保存されます。
また、データは転送のたびに専用サーバが立ちあげられます。リソースの共有がなく、転送が完了するとコンテナ破棄されるので、データを預かるのは短く設計されています。
企業がはじめてETLツールを導入する際は、
自社にマッチした性能であることはもちろん、サポート体制にも着目して選ぶべきです。
こちらのページでは、さまざまなETLツールを比較し、用途別におすすめのETLツールをご紹介しています。
自社に合うETLツールがなかなか見つからなくて悩んでいるなら、ぜひチェックしてみてください。
troccoの対応範囲
ファイル形式
- Google Spreadshieets
- FTP・FTPS
- SFTP
DB/ストレージ
- Aurora MySQL
- MongoDB
- MySQL
- PostgreSQL
- Google Cloud Storage
- ORACLE
- Elasticsearch
- DynamoDB
- Google Cloud Spanner
PaaS/SaaS
- kintone
- Salesforce
- Google Analytics
- Sansan
- Google Search Console
- eセールスマネージャー
- Hubspot
- Marketo
troccoの操作画面
引用元:https://trocco.io/lp/function/etl.html
troccoのサービス紹介動画
troccoの料金プラン
- Lightプラン:110,000円(税込)/月~
- Standardプラン:330,000円(税込)/月~
- Enterpriseプラン:カスタム価格
ETLRecreate
編集チームより
troccoは
こんな企業におすすめ
troccoは、SaaS型の分析基盤総合支援ツールです。対応できるデータの種類が多岐にわたっているため、部署ごとに使用しているツールが異なる場合などにも適したツールだと言えます。また、開発はノンコーディングでも進められるので、ETLの専門知識を持つスタッフがいない企業でも始めやすいのではないでしょうか。
troccoの導入事例
事例1:月60時間の集計業務がゼロに
広告媒体の集計業務を手作業で行っていたWaqooでは、月のうち60時間を集計作業に費やしていました。
そんな広告部門スタッフの悲鳴を受けて、troccoを導入することに。データ集計を自動化することで業務時間をなくし、別のクリエイティブ制作に注力する時間を作れるようになりました。担当者のモチベーションも大きく向上したようで、導入以前よりも広告出稿量が上がりました。
事例2:リモートワーク対応のデータ集計・分析基盤を構築
ALL CONNECTでは、リモートワークが増えたことを契機に、troccoなどのSaaS型ツールを活用してリモートワーク対応のデータ集計・分析基盤を構築しました。場所を選ばずデータを集計・分析できる環境が整ったことで、業務スピードを格段に改善することができました。
事例3:半日かかっていたデータ連携業務をゼロに
課題ごとにMAやSFA、ABMといったツールを積極的に導入していたインボイス。しかし、ツール間の連携については何も考えていなかったことから、結局は手入力でのデータ集約が必要になっていました。
そんな中出会ったtroccoで、ツール間でデータ連携できるシステムを構築。社内にデータエンジニアリングはいなかったものの、適宜サポートを受けながら、データ連携業務をなくし、かつコンバージョン数を当初の50倍近くに増加させることができました。
ツール開発・運用会社「primeNumber」に
ついて
troccoを提供するprimeNumberは、2015年設立のスタートアップ企業です。データテクノロジーカンパニーとして、簡単にデータを有効活用できるシステムを構築し、ビジネスを支援しています。また2021年には、総額約13億円の資金調達を実施しています。
primeNumberの基本情報
本社所在地 | 東京都目黒区下目黒2-20-28 東信目黒ビル 7F |
---|---|
問い合わせ電話番号 | 公式HPに記載がありませんでした |
業務内容 | 汎用型データエンジニアリングシステム 「systemN」の開発、ビッグデータデータ統合自動化システム「trocco」の開発、データテクノロジー領域のソフトウェアの開発 |
企業がはじめてETLツールを導入する際は、自社にマッチした性能であることはもちろん、サポート体制にも着目して選ぶべきです。TOPページでは、さまざまなETLツールを比較し、用途別におすすめのETLツールをご紹介しています。自社に合うETLツールがなかなか見つからなくて悩んでいるなら、ぜひチェックしてみてください。
フルマネージドの
国産ETLツール3選
当サイト掲載のELTツールの内、国産かつフルマネージドであり、ETLを主な機能としている3つのツールをピックアップ。それぞれの特徴を紹介しています。また、各システムの導入に向いた企業規模なども記載しています。
直感的な操作、
徹底したサポート体制で、
誰でも使用できる
Reckoner
引用元:Reckoner公式HP(https://reckoner.io/)
料金 | 8万円(税込)/月~ |
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形式 | クラウド(SaaS) |
- プログラムの知識一切不要で、直感的な操作でデータ連携
- 100種以上のデータベースやSaaSアプリケーションと接続可能
- スケジューリング機能やワークフロー監視機能で、データ転送処理などを自動化・高速化させられる
プロのデータエンジニアが
実務に必要なレベルの
転送機能
trocco
引用元:trocco公式HP(https://trocco.io/lp/index.html)
料金 | 11万円(税込)/月~ |
---|---|
形式 | クラウド(PaaS) |
- データエンジニアリング領域をカバーし、分析基盤構築・運用をサポート
- プロのデータエンジニアが実務に必要なレベルの転送機能を搭載
- Ruby・Python・Java・JavaScriptなどの言語で処理を記述可能
国内外に
複数拠点を持つ大手企業の
導入実績が多数
Waha! Transformer
引用元:Waha! Transformer公式HP(https://waha-transformer.com/)
料金 | 495万円(税込)/年~ |
---|---|
形式 | クラウド(PaaS) |
- 国内においてトップシェアを誇るETLツールで、その導入数は8,000社以上
- 10億件におよぶ大量のデータ処理実績があり、国内外にも拠点をもつ大企業にもマッチする
- 日本語・中国語・英語でのデータ加工処理が可能
【選定条件】
2022年6月10日時点で、「ETLツール」とGoogle検索して表示された25ツールの中から、国産かつ公式HPにフルマネージドの記載があるものの中から、メイン機能がETLである3つのツールを選出。