Talend Data Fabric
大手プラットフォームに強いETLツール
Talend Data Fabric
このページでは、Talend社が提供するETLツール、「Talend Data Fabric(タレンド データファブリック)」の特徴や導入事例などをご紹介します。
幅広いデータソースと連携可能
Talend Data Fabricは、取り扱うデータの豊富さが強みとなっています。1,000種類以上のコネクターやコンポーネントが用意されており、オンプレミス・クラウド問わず、ほとんどのデータソースに簡単アクセス。AWSやMicrosoft Azureをはじめとする大手プラットフォームにも対応しており、巨大データセットのスケーリングも可能です。
シンプルな開発環境
Talend Data Fabricを用いれば、視覚的なUIを駆使してパイプラインを構築することができます。設計やプレビューはWebブラウザから行え、必要に応じてサポートチームによるチャットサポートが設けられることから、専門知識がなくてもリアルタイムでの開発が可能です。
開発したフローによって収集したデータは自動的にクリーニングされるので、直ちにデータ分析に用いることが可能です。
無料で利用できるバージョンも
Talend Data FabricはTalendの有償ライセンスですが、TalendのOSS版ツールとして「Talend Open Studio」もリリースされています。~Data Fabricに比べて使用できる機能には制限がありますが、利用する環境次第ではETLツールとして活用することが可能です。Talend Data Fabricの無料試用版と併せて、性能検証に役立ててみてはいかがでしょうか。
企業がはじめてETLツールを導入する際は、
自社にマッチした性能であることはもちろん、サポート体制にも着目して選ぶべきです。
こちらのページでは、さまざまなETLツールを比較し、用途別におすすめのETLツールをご紹介しています。
自社に合うETLツールがなかなか見つからなくて悩んでいるなら、ぜひチェックしてみてください。
Talend Data Fabricの対応範囲
ファイル形式
ファイル形式
- csv
- Microsoft Excel
- XML
DB/ストレージ
- Microsoft SQL
- Cassandra
- MongoDB
- Neo4j
- Snowflake
PaaS/SaaS
- AWS
- Microsoft Azure
- Google Cloud Platform
Talend Data Fabricの操作画面
Talend Data Fabricのサービス紹介動画
Talend Data Fabricの料金プラン
公式HPに記載がありませんでした。
ETLRecreate
編集チームより
Talend Data Fabricは
こんな企業におすすめ
Talend Data Fabricは、幅広いデータソースと連携できることが強みのETLツールです。大量データをやり取りするような大手プラットフォームとも提携していることから、大手プラットフォームからデータ収集・活用することを検討している企業におすすめできるETLツールだと言えるでしょう。
Talend Data Fabricの導入事例
事例1:事業スピード向上とコストカットを実現
世界的エネルギー企業であるUniper社では、ここ数十年の業界の目まぐるしい変化・成長の中で、データ活用におけるビジネス基盤にゆらぎが生じていました。
そこで、新たなデータ分析プラットフォームとしてTableauとTalendを選択。120以上合った社内外のデータソースを一元化することで、データ収集速度を10倍早く、かつ80%のコストカットを実現することができました。
事例2:リアルタイム分析で売上が増加
ビジネスの爆発的な成長とともに、扱うデータ量の急激な増大が課題となっていたレノボ社では、Talendをはじめとする製品群によって、データ分析のためのハイブリッドクラウドプラットフォームを構築しました。
未経験者でも短期間で使いこなせるようになり、約4時間ごとに配信されるリアルタイムデータ分析をもとに、各小売ビジネスユニットで11%の売上増を実現できました。
事例3:大量データを合理化しさまざまな分野で活用
世界的レストランブランドのドミノ・ピザ社では、85,000件以上、17TBにものぼる大量データソースの合理化および平準化ツールとして、Talend Data Fabricを採用しました。
Talendを市販のMDMソフトウェアソリューションと併用することによって、何百万もの注文処理から顧客情報を識別。データクオリティを向上させ、複数の分野で信頼できるデータ情報源を設置することができました。
ツール開発・運用会社「Talend社」について
Talend Data Fabricを提供するTalend社は、アメリカに本社を構えるソフトウェア会社です。データを取り扱う作業の手間を省き、世界の意思決定方法を変えることをミッションに掲げています。なお、日本法人として「Talend」を設置しています。
Talend社の基本情報
本社所在地 | 東京都千代田区永田町2−11−1 山王パークタワー3F |
---|---|
問い合わせ電話番号 | 公式HPに記載がありませんでした |
業務内容 | 業務内容:データ統合・変換ツールの開発・提供 |
企業がはじめてETLツールを導入する際は、自社にマッチした性能であることはもちろん、サポート体制にも着目して選ぶべきです。TOPページでは、さまざまなETLツールを比較し、用途別におすすめのETLツールをご紹介しています。自社に合うETLツールがなかなか見つからなくて悩んでいるなら、ぜひチェックしてみてください。
フルマネージドの
国産ETLツール3選
当サイト掲載のELTツールの内、国産かつフルマネージドであり、ETLを主な機能としている3つのツールをピックアップ。それぞれの特徴を紹介しています。また、各システムの導入に向いた企業規模なども記載しています。
直感的な操作、
徹底したサポート体制で、
誰でも使用できる
Reckoner
料金 | 8万円(税込)/月~ |
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形式 | クラウド(SaaS) |
- プログラムの知識一切不要で、直感的な操作でデータ連携
- 100種以上のデータベースやSaaSアプリケーションと接続可能
- スケジューリング機能やワークフロー監視機能で、データ転送処理などを自動化・高速化させられる
プロのデータエンジニアが
実務に必要なレベルの
転送機能
trocco
料金 | 11万円(税込)/月~ |
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形式 | クラウド(PaaS) |
- データエンジニアリング領域をカバーし、分析基盤構築・運用をサポート
- プロのデータエンジニアが実務に必要なレベルの転送機能を搭載
- Ruby・Python・Java・JavaScriptなどの言語で処理を記述可能
国内外に
複数拠点を持つ大手企業の
導入実績が多数
Waha! Transformer
料金 | 495万円(税込)/年~ |
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形式 | クラウド(PaaS) |
- 国内においてトップシェアを誇るETLツールで、その導入数は8,000社以上
- 10億件におよぶ大量のデータ処理実績があり、国内外にも拠点をもつ大企業にもマッチする
- 日本語・中国語・英語でのデータ加工処理が可能
【選定条件】
2022年6月10日時点で、「ETLツール」とGoogle検索して表示された25ツールの中から、国産かつ公式HPにフルマネージドの記載があるものの中から、メイン機能がETLである3つのツールを選出。