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ETLツールにかかる費用

ETLツールを導入する場合、どの程度の費用がかかるのかについて事前におさえておくことをおすすめします。 中には、無料のETLツールの導入について検討している方もいるのではないでしょうか。そこで、無料のETLツールは有効なのか、有料のETLツールを導入する場合にはどの程度の費用がかかるのかなどについて解説します。

無料ETLツールは有効?

無料で利用できるETLツールも存在します。有料のツールと比較すると、コスト面での負担を抑えられるのがメリットです。中にはカスタマイズして使えるようなものもあるため、カスタマイズができる方であれば自社に合わせて効率良いツールとして活用していけるでしょう。

こういった点では有効といえるのですが、無料のETLツールは運用面のサポートが十分とはいえません。社内に専門的な知識を持って使いこなせる方がいないと非常に難しいです。

また、有料のETLツールと比較すると機能面において劣っているツールがほとんどです。どうしても導入にコストをかけられないような場合は有効ではありますが、そうでない場合は有料のETLツールについて検討した方が良いでしょう。

有料ETLツールの費用

有料のETLツールを導入する場合にどの程度の費用がかかるのか解説していきます。

基本は月額、または年額のライセンス制

ほとんどの有料ETLツールは、月額か年額のライセンス制を取っています。どのツールを選択するのかによって費用は変わりますが、安いツールでも月に数万円程度、高いものだと月に数十万円かかるケースもあります。

導入費用だけではなく、運用費用についてもおさえておきましょう。基本的には、費用が高めに設定されているものの方が機能性に優れているケースが多いです。 月額数万円程度で利用できるものについては、自社で必要としている機能が含まれているか確認した上で導入について検討しましょう。

研修費用がかかるケースがある

販売業者の中には、ツールの使い方が学べる有料の研修を提供しているところもあります。使い方が難しいETLツールの場合、研修を受けなければ使いこなせない可能性があるため、注意が必要です。 社内に専門的な知識を持った人材がいない場合は、有料の研修を受ける前提で導入について検討する必要も出てきます。

コストパフォーマンスが悪くなる恐れがある

業務改善などのためにETLツールを導入したものの、うまく使いこなすことができず、コストパフォーマンスが悪くなってしまうケースがあります。 ETLツールの中には100万円以上する有料パッケージが多いため、費用だけがかかってしまい、業務改善に繋がらなかったといったトラブルには十分注意が必要です。使いやすい製品選びをすることが欠かせません。

まとめ:総合的内容について検討を

ETLツールにかかる費用について紹介しました。 導入時にかかる費用と、月々、または毎年かかる費用について確認しておかなければなりません。

ETLツールの中には、初めから有料ではなく、無料のお試しが用意されているものが多いです。自社にとって使い勝手の良いツールか判断するために無料お試しも活用してみてはいかがでしょうか。

なお、当サイトのトップページでは複数のETLツールを比較し、用途別に適したETLツールについてご紹介しています。比較しながら自社に適したツールを選択したいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

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引用元:Waha! Transformer公式HP(https://waha-transformer.com/)

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ETLツール
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機能を公式HPで確認する

ETLツール
Waha! Transformerに
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【選定条件】
2022年6月10日時点で、「ETLツール」とGoogle検索して表示された25ツールの中から、国産かつ公式HPにフルマネージドの記載があるものの中から、メイン機能がETLである3つのツールを選出。