Microsoft Excel

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/excel
Microsoft Excelのファイル形式について
「Microsoft Excel(マイクロソフト・エクセル)」とはMicrosoft社が開発、販売している表計算ソフトで、表を作成してデータの集計、計算、グラフやチャート作成、マクロやプログラムによる自動計算などが行えます。基本のExcelファイル拡張子は「.xlsx」ですが、これはExcel 2010、Excel 2007のもので、それ以前のもの(Excel 97~Excel 2003)は「.xls」となっています。
マクロやVBA(Visual Basic for Applications)のスクリプトプログラムの拡張子は「.xlsm」で、他にもバイナリ「.xlsb」、テンプレート「.xltx」などのフォーマットがあります。
Microsoft Excelを企業で利用する場合の問題点
ビッグデータ化でデータを活用できない
コスト面や操作の利便性から1985年の登場以来、Microsoft Excelを使っている企業は多いです。しかし最初は便利に使っていても、年々取り扱うデータが増えていき、取り扱うシートも数十倍になるなど、ビッグデータ化によって社内データを上手く活用できない企業が多くなっています。そのため、リアルタイムなレポートが必要な時に、データ集計が追いつかないという状態が起きがちです。
タイプミスなどの編集ミスが避けられない
データや数式を手で入力するExcelの作業ではミスがつきものです。キーボードの打ち間違いによるタイプミス、関数や数式の入力ミス、コピー&ペーストをするセルなどの人為的な間違いだけでなく、入力する元データそのものが間違っている場合もあります。
マクロ自体がブラックボックス化しがち
データや数式を手で入力するExcelの作業ではミスがつきものです。キーボードの打ち間違いによるタイプミス、関数や数式の入力ミス、コピー&ペーストをするセルなどの人為的な間違いだけでなく、入力する元データそのものが間違っている場合もあります。
ETLツールの活用で問題点を解決!
データ連携によるスピーディーなレポート作成
ビッグデータ化してしまった大量のExcelデータであってもETLツールのデータ連携によってワンクリックでレポート作成ができます。経営陣からリアルタイムのレポートを求められた場合でも即座にレポートが作成できるので経営層のスピーディーな意思決定が実現できます。
定型作業の自動化でヒューマンエラーや工数を削減
コピペ、データ加工、集計など定型作業における手作業によるヒューマンエラーをETLツールの自動化によって削減し、工数削減もできるので、作業が効率化できます。
マクロのブラックボックス化を
解消
作成者しか修正や変更ができないマクロのブラックボックス化(属人化)をETLツールによってマクロを外部に出すことで解消。担当者のスキルレベルに依存しない修正や業務の引継ぎが可能になります。
ETLツール導入でMicrosoft Excelの業務が改善した事例
使いなれたExcelを使いながら省力化を実現
グループ内41社が会計システムへの入力インタフェースとしてExcelを標準で利用していた味の素AGF。ユーザ部門で作成されたExcel伝票が経理部に送られ、経理部門が1件ずつ会計システムに入力していたので非常に手間がかかり入力ミスなども発生していました。また経理部門で作成されたデータをマクロでチェックして会計システムに投入する業務もあったのでマクロのメンテナンスにも問題をかかえていました。
ETLツールを導入したことで使いなれたExcelを使いながら会計システムもカスタマイズすることなく経理部門での省力化が実現できました。
業務が効率化され精度の高いDBを維持できるようになった
協立機電工業では顧客マスタデータと社内業務システムへのデータ同期を手作業で行い、基幹システムから出力したCSVデータをExcelで加工して利用していたため効率的な仕組みを作りたいと考えていました。
そこでプログラミング不要でさまざまなデータ連携を実現できるETLツールを導入。顧客マスタだけでなく、受注データや取引データもETLツールで社内業務システムと連携させたことで業務が効率化され、Excelの手作業入力も不要となり精度の高いデータベースが維持できるようになりました。
どのようなETLツールを導入すべきか
企業がはじめてETLツールを導入する際は、自社にマッチした性能であることはもちろん、サポート体制にも着目して選ぶようにしましょう。こちらではMicrosoft Excelに対応したETLツールを紹介しています。
フルマネージドの
国産ETLツール3選
当サイト掲載のELTツールの内、国産かつフルマネージドであり、ETLを主な機能としている3つのツールをピックアップ。それぞれの特徴を紹介しています。また、各システムの導入に向いた企業規模なども記載しています。
直感的な操作、
徹底したサポート体制で、
誰でも使用できる
Reckoner
引用元:Reckoner公式HP(https://reckoner.io/)
料金 | 8万円(税込)/月~ |
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形式 | クラウド(SaaS) |
- プログラムの知識一切不要で、直感的な操作でデータ連携
- 100種以上のデータベースやSaaSアプリケーションと接続可能
- スケジューリング機能やワークフロー監視機能で、データ転送処理などを自動化・高速化させられる
プロのデータエンジニアが
実務に必要なレベルの
転送機能
trocco
引用元:trocco公式HP(https://trocco.io/lp/index.html)
料金 | 11万円(税込)/月~ |
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形式 | クラウド(PaaS) |
- データエンジニアリング領域をカバーし、分析基盤構築・運用をサポート
- プロのデータエンジニアが実務に必要なレベルの転送機能を搭載
- Ruby・Python・Java・JavaScriptなどの言語で処理を記述可能
国内外に
複数拠点を持つ大手企業の
導入実績が多数
Waha! Transformer
引用元:Waha! Transformer公式HP(https://waha-transformer.com/)
料金 | 495万円(税込)/年~ |
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形式 | クラウド(PaaS) |
- 国内においてトップシェアを誇るETLツールで、その導入数は8,000社以上
- 10億件におよぶ大量のデータ処理実績があり、国内外にも拠点をもつ大企業にもマッチする
- 日本語・中国語・英語でのデータ加工処理が可能
【選定条件】
2022年6月10日時点で、「ETLツール」とGoogle検索して表示された25ツールの中から、国産かつ公式HPにフルマネージドの記載があるものの中から、メイン機能がETLである3つのツールを選出。